今シーズンより8年ぶりに田中将大投手が楽天に復帰しました。
日本で圧倒的な成績を残し、メジャーリーグのNYヤンキースでもエースとして活躍した田中投手。
今シーズンはどんなピッチングを見せてくれるのでしょうか?
パリーグの強打者との対戦が楽しみです。
今回はそんな田中投手の成績を振り返ろうと思います。
田中投手のプロフィール
兵庫県伊丹市出身の32歳。
188cm、93Kg。
小学校時代は巨人の坂本選手とバッテリーを組んでいました。
当時は坂本選手が投手、田中投手が捕手だったそうです。
高校は駒大苫小牧高に進学し、2年夏には甲子園優勝。
3年夏の甲子園では、決勝で早稲田実業の斎藤佑樹投手と投げ合い、引き分け再試合になるなど注目を浴びました。
そして2006年オフのドラフトで4球団競合の末、東北楽天に入団します。
楽天時代の成績
2007年 新人王獲得
28登板 11勝7敗、防御率3.82、勝率.611
(28先発、186.1回、奪三振196、4完投、1完封)
2008年 北京オリンピック日本代表選出
25登板 9勝7敗1S、防御率3.49 勝率.563
(24先発、172.2回、奪三振159、5完投、2完封)
2009年 WBC日本代表選出
25登板 15勝6敗1S、防御率2.33 勝率.714
(24先発、189.2回、奪三振171、6完投、3完封)
2010年
20登板 11勝6敗、防御率2.50、勝率.647
(20先発、155.0回、奪三振119、8完投、1完封)
2011年 沢村賞、ベストナイン、ゴールデングラブ賞、最優秀バッテリー賞
27登板 19勝5敗、防御率1.27、勝率.792
(27先発、226.1回、奪三振241、14完投、6完封)
2012年 最多奪三振、ゴールデングラブ賞
22登板 10勝4敗、防御率1.87、勝率.714
(22先発、173.0回、奪三振169、8完投、3完封)
2013年 最多勝、最優秀防御率、最高勝率、沢村賞、最優秀選手、ベストナイン、ゴールデングラブ賞
28登板 24勝0敗1S、防御率1.27、勝率1.000
(27先発、212.0回、奪三振183、8完投、2完封)
NPB7年
175登板 99勝35敗3S、防御率2.30、勝率.739
(175先発、1315.0回、奪三振1238、53完投、18完封)
7年間で6度の二桁勝利を記録するなど正にエースとしての活躍でした。
特に2013年は圧倒的な成績でした。
単独シーズン勝利数24、公式戦連続勝利数28、連続勝利数30はギネス世界記録に認定されています。
ただただ凄いです!
NYヤンキース時代の成績
2014年
20登板 13勝5敗、防御率2.77、勝率.722
(20先発、136.1回、奪三振141、3完投、1完封)
2015年
24登板 12勝7敗、防御率3.51、勝率.632
(24先発、154.0回、奪三振139、1完投、0完封)
2016年
31登板 14勝4敗、防御率3.07、勝率.778
(31登板、199.2回、奪三振165、0完投、0完封)
2017年
30登板 13勝12敗、防御率4.74、勝率.520
(30登板、178.1回、奪三振194、1完投、1完封)
2018年
27登板 12勝6敗、防御率3.75、勝率.667
(27先発、156.0回、奪三振159、1完投、1完封)
2019年
32登板 11勝9敗、防御率4.45、勝率.550
(31先発、182.0回、奪三振149、1完投、1完封)
2020年(コロナによる短縮シーズン)
10登板 3勝3敗、防御率3.56、勝率.500
(10先発、48.0回、奪三振44、0完投、0完封)
メジャー7年
174登板 78勝46敗、防御率3.74、勝率.629
(173先発、1054.1回、奪三振991、7完投、4完封)
メジャーで防御率3点台、貯金30以上という活躍でした。
ポストシーズンに強い印象があり、ファンからの信頼も厚かったと思います。
主なタイトル、表彰
獲得タイトル
最多勝利 2011年、2013年
最優秀防御率 2011年、2013年
最多奪三振 2012年
最高勝率 2011年、2013年
主な表彰
新人王 2007年
沢村賞 2011年、2013年
最優秀選手 2013年
最優秀投手 2011年
ベストナイン 2011年、2013年(投手部門)
ゴールデングラブ賞 2011年-2013年
まとめ
改めて田中投手が凄いピッチャーであると再認識できたと思います。
個人的には、昨年まで4年連続で日本一に輝いているソフトバンク相手にどのようなピッチングをするのか楽しみです。
2/20の日本ハムとの練習では、2回4安打2奪三振3失点の内容でした。
開幕までにどのように調整していくかも注目していきましょう!
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