こんにちはりょうです!
今回は前回に引き続き小学校の恩師、K先生についてお話ししていきます。
前編を見ていない方はまずはそちらからご覧ください。
それでは始めます!
クラスの座席
6年生でK先生のクラスになった私は、座席の配置に驚きました!
通常のクラスでは黒板に向かって、縦に座席が並んでいると思います。
ところがK先生のクラスではこのような配置でした!
席は矢印の向きに座っていました!
なかなか変わった配置ですよね!笑
K先生は大事な話をするとき、生徒をこの空いているスペースに集めます。
そして集まった生徒一人一人にその話についての意見を促しました。
きっと生徒との距離を出来るだけ近くして、一人一人の発言を大切にしたいという考えがあったのだと思います。
またK先生はいじめっ子A君の隣の席を、くじ引きではなく指名で決めていました。
隣になるのはクラスの中心にいる生徒や、先生が隣を経験させたいと思った生徒でした。
これも先生なりの考えがあったのだと思います。
無理、やだ、面倒くさいと思ったらやれ!
K先生からの教えで1番印象に残っているのがこの言葉です。
この言葉は大人であっても、ついつい無意識的に使ってしまいがちですよね。
K先生は「この言葉を絶対に使わないように。もしそのように思ったなら、必ずそのことをやるように」と生徒に指導していました。
K先生はなぜこのような教えをしたのでしょうか?
私はこの言葉の意図をこのように推測します。
「若いうちから言い訳を繰り返し、何事も逃げる大人になって欲しくない。大人になってからの方が辛いことは多い。今のうちから大変なことを乗り越えられる力を身につけて欲しい。」
きっとこのような思いがあったのだと思います!
この教えに感銘を受けた私は、6年生の1年間この教えを出来るだけ守りながら生活しました。
次第に面倒くさいと思うことがあっても、K先生の顔が浮かんでくるようになり、嫌でもすぐにやらざるを得なくなりました笑
そのおかげで面倒くさい宿題を後回しにすることが減りました。
また発言が苦手な私でしたが、クラスや学年の集まりでも発言が出来るようになりました。
最後の三者面談
6年生もあと少しとなったある日、3者面談がありました。
何を言われるのかとドキドキしていたと思います。
そのときK先生に言われたことをいまだに覚えています。
「りょうは本当にいい男になったな。初めは周りに流されてしまいそうなタイプで心配だったけどもう心配いらない。」
この言葉は本当に嬉しかったです。
嫌なこと、面倒くさいことから逃げなくて良かったと思いましたし、この1年間で自分自身が大きく成長したと実感した瞬間でもありました。
そしてK先生のクラスで指導いただけてよかったなと思いました!
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
前半、後半に渡って小学校時代の恩師の話をさせてもらいました。
私は今後も、K先生に教わったことを思い出して何事も積極的に行動できるように取り組んでいきます。
ではまた。
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